【FTX Legend】クリアするために
FTXでキャンペーンが行われるので、その対策を備忘録とする。
今回は、ざっくりとした前提条件までとする。
取り扱うもの
FTX Legend (今回のキャンペーンのこと)
FTX Legendとは?
2〜5名でチームを組み、チーム合計取引量が既定以上となれば、賞金がもらえるキャンペーン。
しかも、規定を達成したチームすべてに賞金が与えられるので、キャンペーンという扱い。
キャンペーンと認識していいのか?
トレーディング大会(例えば、期間内の純利益で対戦する)ではなく、誰でも貰えるキャンペーンと捉えていいのか疑問に思った。
というのも、規定取引量を達成するという性質上、取引コストを下げるだけで純利益プラスで終了できる可能性が高くなる。当然、maker取引を考える参加者が増えれば、板の椅子取りゲームとなる。
となると、成行き出来高を奪い合うbot対戦となると思われるので、概ね大会と同じかと考えている。 (キャンペーンなくてもbot対戦は起きてるので、いつもどおりと言われれば・・・)
収支プラスとなるラインは?
クリア条件と取得金額
- キャンペーン条件1:取引量1000万ドルを達成すると、5000ドル取得
- キャンペーン条件2:取引量2000万ドルを達成すると、+5000ドル取得
- キャンペーン条件3:取引量上位5名を達成すると、+5000ドル取得
取引手数料
キャンペーン条件1をクリアするために、すべてtakerで取引したときの手数料を示す。
手数料割引ごとに表示する。
割引なし | リファラル5%割引 | リファラル5% + FTT3%割引 |
---|---|---|
手数料 0.07% | 手数料 0.0665% | 手数料 0.064505% |
7000ドル | 6650ドル | 6450.5ドル |
リファラルキャンペーン
ここからFTXへ登録すると、手数料5%割引される。
紹介した人は、登録者が取引したときの取引手数料30%を貰える。
FTTトークンの所有による割引
30FTT(現時点で約0.01BTC)保有で3%割引される。
さらに保有すれば割引率も上がるが、FTT変動リスクもあるので、30FTTとしておく。
(FTX Legendの効果なのか、FTT価格は上昇しているので、さらに保有していてもよいかも)
プラスライン
下記金額より、taker手数料の支払いを少なくすれば、プラスとなる。
パーセンデージは、1000万ドルに占めるmaker割合を表していて、この値よりmaker割合を増やせば、プラスとなる。
割引なし | リファラル5%割引 | リファラル5% + FTT3%割引 |
---|---|---|
2,857,143ドル | 2,481,203ドル | 2,248,663ドル |
29% | 25% | 23% |
市場ごとに取引量は?
上述のとおり、各ポジションの損益を考えない前提として、取引の20~30%をmaker取引すれば、このキャンペーンはプラスで終われそう。
では、数多くの強者がいる中でmakerを勝ち取るためには、どの市場を選ぶべきなのだろうか?
- botのいない市場を狙う
- 取引高の高い市場を狙う
競合botがいると、板の席取り合戦の勝率が下がるので、botがいない市場を狙いたい。 また、取引高が少なすぎると、そもそも約定しにくいので避けたい。
よって、うまくバランスのとれた市場で、いくつかbot稼働させるのが良いかもしれない。
最後に、市場ごとの24h出来高を見てみると、以下のようになる。
ひと昔前と違ってBCHとかXRPよりも、出来高の多い知らない通貨が多いことに驚いた。
縦軸のスケールに注意